4Kディスプレイ

商売道具

 私は普段仕事に使う道具には拘るようにしています。例えばキーボードにはかなり拘っています。キーボードはプログラマーにとっては大切な商売道具です。前のブログにも書きましたが、きっかけは左の小指を痛めたことです。キーボードを幾つか買って試しましたが、最終的に東プレという会社の製造するREALFORCEというものに落ち着きました。この会社の製品はキースイッチに静電容量無接点方式というものを採用していて、指に掛かる負担が少なく、耐久性の高いキーボードです。当然値段もかなりお高いです。

私の愛用するキーボードです

 REALFORCEを何年か使用してみた感じでは、左小指の痛みの改善に効果があったのは親指Ctrlの実践であって、お高いスイッチ方式では無かったと思います。しかしながら私のREALFORCEはスペースキーが短くて、親指で隣のキーが非常に押しやすいので、買って本当に良かったと思っています。(残念ながらスペースキーの短いREALFORCEはもう製造されていません。)このことがあって、自分が普段からよく使うモノ、特に商売道具となるようなモノには拘るようになりました。

実家のテレビ

 私の実家の居間には一昨年買った55インチの4Kテレビがあります。父が結構な金額で買いました。単に大画面が欲しかっただけだと思います。当然4K放送なんて映りません。4K用のチューナーもアンテナも無いからです。そんなわけで地デジ放送しか映してないこともあり、その4Kテレビを見た私の感想は

「4Kいらねぇ」

 私は正月を実家に帰って過ごしますが、今年の正月休みのある時に、自分のパソコンを実家の4Kテレビに繋いで使ったみました。デフォルトだと画面が細かいので、拡大率200%にしたら衝撃でした。驚くほど字が綺麗で読みやすいではないですか。特に端末エミュレータを使ったときに4Kの良さが分かります。以下の図ではFullHD(上)と4K(下)を比較しています。上の方は少しぼやけていますよね。

端末画面のキャプチャーで、上がFullHDで下が4Kの場合です。

字が綺麗に表示されるのでコマンドもプログラムも非常に読みやすいし、長い時間見つめても目が疲れないような気がしました。この体験をした瞬間の私の感想は

「4Kいる!」

 当初の「4Kいらねぇ」という感想は家電量販店にも責任があると思います。テレビ売り場では4Kアピールにわけの分からん風景映像とか流しているし、PCディスプレイ売り場ではわけの分からんゲーム映像流していて、全く4Kのメリットが伝わって来なかったですよ。4Kでの字の綺麗さを全面的にアピールしてくれれば、速攻で買っていました。

買っちゃった

 実家での4K体験があり、自宅のテレビやディスプレイを4Kにしたいと思っていましたが、使っているディスプレイが壊れている訳でもないのに、高いお金出して買い替えるのは勿体ないなとも思っていました。結構悩んでいたのですが、一つ気づいたことがありました。プログラマーにとってディスプレイも商売道具の一つだということです。そこに気付いた瞬間に即4Kを買うことに決めました。そして平成が終わる頃4Kディスプレイを買ったのです。やはり字が綺麗で、買って良かったです。拡大率200%で使っているので、物理的な字の大きさは今までと変わっていないはずですが、明らかに読みやすいです。今までより少し字を小さくしても読みやすいです。

 小さい字もはっきり読みやすいという事は、4Kディスプレイは老眼の方にもオススメということです。私は未だ老眼にはなっていないと思いますが(自覚が無いだけかも)、4Kがあれば老眼も怖くないですね。

思わぬデメリット

 最後に私が気づいた4Kディスプレイのデメリットを教えましょう。それは、一旦4Kでの字の読みやすさに慣れると、FullHDでの字が若干ぼやけて見えてしまうことです。人間は一旦良い経験を知ってしまうと、中々もとに戻せないものです。自宅のディスプレイは確かに4Kになりました。しかし、当然ながら会社のディスプレイは4Kでは無いのです。さすがに4Kディスプレイを支給してくれる会社なんて中々無いと思いますし、「4K無いと仕事出来なーい」と駄々こねるわけにもいきません。仕方なくfullHDの微妙にぼやけて見える字の端末で仕事するしか無いのが少し辛いですね。